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メッサーシュミット Me328 : ミニ英和和英辞書
メッサーシュミット Me328[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

メッサーシュミット Me328 ( リダイレクト:Me 328 (航空機) ) : ウィキペディア日本語版
Me 328 (航空機)[えむいー328]

Me 328(Messerschmitt Me 328)は、第二次世界大戦中にメッサーシュミットによってドイツ空軍向けに開発されたパルスジェット戦闘機爆撃機である。
==開発==
1942年に開始された本機の計画では、低空爆撃用の安価で簡易な高速機を量産することを目的とし、緊急時には昼間戦闘機として使用することも考慮されていた。メッサーシュミットの技術者はさらに、前年にDFSが行った作業を検討して、P.1079という独自の設計をまとめている。これは簡易な単座のレイアウトに、何種類ものエンジンの装備を考えたもので、このなかには大型機の寄生戦闘機などが含まれていた。
1943年に入るとドイツの優勢は全戦線で失われ始め、連合軍の欧州上陸作戦開始も間近かと考えられるようになった。このとき、DFSとメッサーシュミット社の協力のもと、ヤコブ・シュヴァイアー滑空会社がMe 328の実現に向けて動きだした。Me 328では非戦略物資を使うことが念頭に置かれていたため、機体は当然木製となる予定だったが、それでも原型では各種の合板や複合材などが研究されている。
実機の開発とは別に、メッサーシュミット社は風洞実験を行い、2基のアルグス AS 014パルスジェットの取り付け位置を主翼下面の胴体に近い場所に決めた。ここがジェットの振動や騒音の影響も少なく、最も妥当だと考えられたからである。しかし、実機ではこれでも排気ガスの振動で尾部と尾翼が破壊されるという問題が生じている。このため、ジェットの排気孔を水平尾翼の下を通って後ろへ抜けるアレンジとすることが良いということになった。
Fw 190Bf 109の1機分の費用があれば、Me 328を4機製造できると試算された。製造コストがこのように低く見積もられた最大の要因は、パルスジェットエンジンが安価なためであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Me 328 (航空機)」の詳細全文を読む




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